高分子

ヒスチジンの働きとは

ヒスチジンは、スッポンの持つ有効成分の一つで10年ほど前には乳児以外にとっては準必須アミノ酸に分類されていました。
しかし現在は全ての世代にとっての必須アミノ酸に定められています。
この変更はなぜ起こったのでしょう? 
そしてヒスチジンは、私たちの健康にどんな影響を与えるのでしょう?

ヒスチジンは、乳幼児期には充分な量を体内合成できない物質ですが、その時期を過ぎると体内合成がうまく働くようになると考えられてきました。
にも関わらず、ヒスチジンは必須アミノ酸に分類されています。
理由は、ヒスチジンが長く欠乏すると皮膚の病変などの疾患を引き起こす原因となり、また体内合成経路の詳細が未だ確認されていないからです。

ヒスチジンは紫外線による刺激を軽減させて、シミやそばかす、皮膚ガンを予防するといった皮膚の健康を保つ効果だけでなく、神経機能補助の役割を果たしたり、赤血球の形成に利用されるため貧血の治療にも有効といわれています。
中でも、以下に挙げる四つの働きは健康維持に非常に重要なものです。

●成長促進作用
以前から子供にとっては必須アミノ酸と定められていた理由はここにあります。

●関節炎を緩和する作用
ヒスチジンは外傷などの刺激を受けると体内にて交感神経を刺激するヒスタミンへと変換され、血管を拡張します。これによって関節炎の痛みhttp://www.cctb.org/local/components/scrapbook/default.phpやストレスがやわらぐのです。

●ダイエット効果
先に述べたようにヒスチジンはヒスタミンに変換されますが、これによって神経機能へと働きかけるようになり、脂肪燃焼を促してくれます。
また、食欲を抑えてくれる働きもあるため、ダイエット効果が期待できます。

●脳神経を保護する効果
近年の研究ではヒスチジンによって、脳梗塞をはじめとした、急性期の脳虚血疾患が原因となって起こる脳組織の壊死を抑制する可能があることがわかってきました。"

このように、ヒスチジンは、子どもの成長が気になる方、関節痛の持病を持つ方、ストレスにさらされることの多い方、ダイエットをしたい方などに有効です。
鼈料理から摂取する頻度は少ないと思いますが、ヒスチジンはカツオ、マグロ、子牛肉、鶏肉、ハム、チェダーチーズ、ドライミルクなどにも含まれています。
もちろんすっぽん由来のサプリメントも有効です。