高分子

高分子コラーゲン

すっぽんに含まれるコラーゲンは全て高分子コラーゲンです。
これは分子量が一万個以上のものを指します。
そして分子量を人工的に一万個以下に抑えたものを低分子コラーゲンと呼びます。
これら二つのコラーゲンの違いとはどのようなものなのでしょう?

高分子コラーゲンは私たちの体を始め、自然界に存在するコラーゲンそのものの形をしています。
そのため、体に取り込まれるまでに時間がかかり、また吸収率もあまり良くないと言われています。
一方、低分子コラーゲンは高分子コラーゲンを酵素を用いて人工的に細かく切ったものです。
そのため分子量が少なくなっており、自然界には存在しないコラーゲンです。
ちなみにコラーゲンペプチドとは、この低分子コラーゲンのことです。
低分子コラーゲンは体に取り込まれるスピードが速く、摂取した効果がすぐにあらわれます。

では、低分子コラーゲンの方が高分子コラーゲンより優れているのでしょうか? 
実は問題はそれほど単純なものではありません。
高分子コラーゲンには、その効率の悪さが逆に生み出す、低分子コラーゲンにはないメリットがあるのです。
それは私たちの体が持つ、体内にコラーゲンを作り出す力を活性化させる力です。
そのメカニズムは、高分子コラーゲンの一部が消化されずに吸収されることにより、これを異物と認識した免疫システムが働き、自前のコラーゲンを増やすべく細胞に働きかけるというものです。
また、高分子コラーゲンはゼラチンのように固まる性質があるため、それを利用した料理などがありますが、低分子コラーゲンにこのような性質はありません。

このように、現在のサプリメント市場には高分子コラーゲン製品と、低分子コラーゲン製品の二つが存在します。
どちらも他方にはないメリットを持っていますので、製品としての優劣はなく、高・低分子どちらも摂った方が良いというのが一般的な意見のようです。
あまり神経質にならず、即効性を期待したいなら低分子コラーゲン製品を、体内のコラーゲン生成と免疫機能を活性化させたいなら高分子コラーゲン製品を摂ると良いでしょう。